1800ml・720ml 25度 さつま芋、米麹 吉永酒造有限会社 (鹿児島県指宿市) 蔵のご紹介
甘藷翁、前田利右衛門が民間人として初めて日本本土にサツマイモを伝えた宝永二年(1705年)から 2005年で三百年。 これを記念して、「砂のかけはし寶永」が誕生しました。 「砂のかけはし寶永」はじっくりガンコに作られる深い香りとコクの味わえる一品で、黒麹かめ壺仕込みの本格芋焼酎です。
<前田利右衛門物語> 前田利右衛門は、現在の指宿市山川(旧揖宿郡山川町)の農家に生まれ、船乗りとなって1705年に琉球にやってきました。 彼が琉球で目にしたのは甘藷でした。さっそく、この甘藷を山川に持ち帰り、漁師でありながら自ら栽培し、それに成功すると、近くの農民にも苗を分け与えてやりました。 その甘藷は山川から近くの村へと広がりやがては薩摩(鹿児島)全地域で栽培されるようになったと伝えられています。 山川の人々は、この甘藷は、琉球には中国の「唐の国」から伝えられた唐(「から」ともよぶ)の国のイモとして「カライモ」とよびました。 山川の地は火山灰のやせ地でアワ、ソバなどの作物しかできず、しかも台風がくるし、これらの作物さえ手に入らずに人々は飢えに苦しむというありさまでした。 ところが、前田利右衛門によって伝えられた甘藷は、火山灰のやせ地でも栽培でき、しかも台風にも強く、人々にとってこの甘藷は自分たちの命を守ってくれる作物として大事にされました。 山川の人々は明治30年、前田利右衛門の恩徳をたたえるために「徳光神社」をたてて、また、彼のことを「甘藷翁(おきな)」とよび、広く尊崇されています。