◎昭和37年に、薬用酒のベースとするために、特別仕込みを行った梅酒原酒をろ過せず、そのまま瓶詰めしたものです。
◎薬用とするため、細心の注意を払い、とくに梅実については、品質を厳選した仕込みを行ったものです。以来今日まで、日の目を見ることなく熟成に熟成を重ねてきました。
半世紀近い期間を経て、開封したところ、通常の梅酒の常識を絶した、味わい深いものとなっており、感動させられました。
◎色は濃褐色となり、長期間熟成したマデラ酒や紹興酒と共通した色調を帯びています。
◎一方香味は馥郁とした香りの中に、肌裡がこまかく、すべすべしていて、しかも濃縮された、艶やかな奥深い味わいを感じさせられます。
◎梅実の様々の成分とアルコールが溶け合って渾然一体となった、幽玄の味ともいうべき秘酒の味わいといえるでしょう。