オフシーズンに入ります


こんにちは!蔵人の荒木です!
祁答院蒸溜所では、先日、最後の蒸留を行い、今期の製造が終わりました。 これからは、設備等のメンテナンスに入ります。
すでに、モロミの入ってない24本の甕と4本の木槽には水が張られ、漏れなどがないかチェックしています。
朝と夜はまだまだ、冷んやり肌寒い日もありますが、日中の蔵内はすでに 30度を超える日もあります(´Д` )

蔵の外にある洞窟の落羽松の前には、今月2回目のツツジが咲きました。
これから日に日に暑さが厳しくなっていくと思いますが、くれぐれも熱中症などには注意したいものです。
製造が一段落して、蔵の中にも少し静かな時間が流れていますが、蔵人たちの手は止まりません。
オフシーズンは、来期の焼酎づくりに向けて設備の点検・修繕・清掃を徹底して行う、大切な時期でもあります。
水を張った甕や木槽の中をのぞき込むと、製造期とはまた違った“静かなる緊張感”が広がっていて、私たちも気を抜けません。
それでも、洞窟前の落羽松や、咲き始めたツツジにふと目を向けると、季節のうつろいに癒されるひとときも。
最後に、蔵の見学はメンテナンス時期もできますので、いつでも遊びに来て下さいね!