二次仕込み


10月になりましたが、今日も30度越えの鹿児島です(汗)。
ただ、周囲をみわたすと、ススキが風になびいていたり、柿の木がたわわに 実っていたりと、秋を感じさせてくれます。
そして蔵の中では、本格焼酎づくりの大切な工程、「二次仕込み」が始まっています。
二次仕込みとは、一次仕込みで育てた酵母に、蒸したさつまいもや水を加えて、さらに発酵を進めていく工程です。
この過程で、焼酎の香りや味わいの個性が大きく決まるので、私たち蔵人も毎年いちばん神経を使う時期かもしれません。
仕込み室いっぱいに広がる、蒸した芋の甘い香りや、ぷくぷくと発酵する音。
どんな焼酎に仕上がるのかと、わくわくしながら、今日も汗をかいて仕込んでいます。
まだまだ暑さは残りますが、季節はしっかり秋へ。
美味しい焼酎をお届けできるよう、がんばってまいります。