夏のはじまり


5月に植えたヒマワリが、とうとう花咲き、夏の到来を感じている祁答院(けどういん)です。
まだ梅雨があけない中、太陽に向かって素直に咲く様子に、元気をもらっています。

蔵内では、今シーズンさいごの、麦の仕込み中。
木槽(もくそう)仕込みの麦焼酎です。
さつまいもに比べて、もろみ発酵が倍かかるので、木槽の中で、ゆっくり、ゆっくり発酵しています。

ヒマワリのような、鮮やかな黄色のもろみ。
完熟バナナのような、甘い香りが立ち込めます。

本日は、東京から雑誌の取材がありました。
編集者さんと、ライターさん。そして、プロのカメラマンさんです。
こ、こんな田舎に、まぶしい都会の方々。はじけるほどの好奇心でいらして、やっぱり都会の方は、オーラが違うな~と感じました。
緊張しましたが、わたしたちの「野海棠」という焼酎の製造工程を、熱心に取材してくださいました。
蔵に咲くヒマワリは、ただの景色ではありません。自然の恵みを受け、太陽に向かって真っすぐ育つその姿は、私たちが目指す「素直で純粋な焼酎造り」の象徴でもあります。
梅雨明けを待ちわびる季節、この時期に仕込まれた麦焼酎は、やがて洞窟の中でじっくりと熟成され、皆様の手元へとどきます。
