手造り麹・木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵で造る究極の芋焼酎

恵みの雨

今年の鹿児島は、雨が少なく、農作物や、いむた池の渇水に心配していましたが、やっと、恵みの雨。
そして、雨と一緒に、今年まだ一つも来ていなかった台風をここに来て、連れてきたようです。
祁答院の田んぼは黄金色に輝く、稲穂の海。
稲刈りシーズンを迎えていますが、雨が上がるまで、それから台風が過ぎ去るまで、しばし、おあずけです。

今年の鹿児島は例年に比べて雨が少なく、農作物やいむた池の水位にも心配の声が上がっていました。そんな中、ようやく待ちに待った恵みの雨が祁答院の地に降りました。

蔵の周囲に広がる田んぼは黄金色に輝き、まるで稲穂の海のようです。稲刈りを目前にしたこの時期の雨は、自然の恵みとして作物を潤し、土地に生きる人々の心を癒してくれます。

ただ、この雨とともに台風も近づいており、農家の方々は少し心配な面持ち。それでも、祁答院の人々は自然と共に生き、雨を受け入れ、次の晴れ間を待ちながら作業の準備を進めています。

祁答院蒸溜所にとっても、自然のリズムは焼酎造りの原点。恵みの雨に感謝しながら、蔵人たちは秋から始まる仕込みの季節に向け、心を整えています。