手造り麹・木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵で造る究極の芋焼酎

こんにちは。売店の販売担当です。
皆さま、「鬼火焚き(おにびたき)」をご存知でしょうか?

鹿児島では、正月の七日頃に竹などで作った大やぐらを燃やし、正月飾りに宿った悪霊(鬼)を追い払うという伝統行事が行われています。
(他県では「とんど焼き」「左義長」とも呼ばれています。)

正月飾りを鬼火焚きの火にくべ、お餅を焼いて食べたり、ぜんざいや豚汁がふるまわれたりと、心も体もあたたまるイベントです。

祁答院蒸溜所のあるこの地域でも、毎年1月7日前後の日曜日に開催され、今年は10日に鬼火焚きが行われます。
夕方から地域の方々が集まり、炎の音とともに新年の無病息災を願う風景が広がります。

私も夕方から参加して、美味しいものをたくさんいただいてきます〜!
地元ならではの雰囲気や、火を囲んでのふれあいも楽しみです♪

なお、地域によっては、冬の夜空に花火があがることもあり、幻想的な雰囲気に包まれます。
竹のはじける音や、燃え盛るやぐらの迫力は、一見の価値ありですよ。

ぜひ皆さんも機会があれば、鹿児島の冬の風物詩「鬼火焚き」にふれてみてくださいね。


さて、そんな自然豊かな祁答院の地で、私たち祁答院蒸溜所は焼酎づくりを続けています。
手造り麹・木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵という、昔ながらの製法にこだわりながら、一本一本、丁寧に芋焼酎を育てています。

特に「野海棠(のかいどう)」をはじめとする代表銘柄は、県内外のお客様から高い評価をいただいており、蔵見学やオンラインショップもご好評いただいています。

鬼火焚きで感じるあたたかな郷土のぬくもりと、私たちの焼酎が持つやさしく深い味わい。
どちらも、祁答院ならではの魅力です。
ぜひ一度、当蔵や焼酎にふれてみていただけたら嬉しいです。