手造り麹・木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵で造る究極の芋焼酎

あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、お健やかに新年をお迎えになられたことと思います。
本年も、わたしたち祁答院蒸溜所は、手造り、木槽仕込み、木樽蒸留といった蔵のこだわりを生かした、高品質の焼酎造りに努めてまいります。

さて、本日、米を蒸すドラムに、頭からすっぽりと入り込んでいる蔵人がいました。
そう、今日はこのドラムで蒸した米を、麹室へ移す日。
米のほとんどは管をとおして、移動できますが、ドラムに、ピッタリと貼りついて残る米もあります。
1粒たりとも無駄にはできませんので、ホッカホカのドラムに体を入れ込み、道具を使って、きれいに、こそぎ取っていきます。

この作業をしているのは、うちの西郷さんです。
(苗字ではなく、鹿児島の英雄、西郷隆盛似の蔵人です。)
普段は寒くてジャンパーを着込みますが、ドラム内は暑く、思わずTシャツスタイルに。
集めた米は、もちろん仕込みに使い、焼酎になっていきます。
本年も、皆様においしいと喜んでいただけるよう、原料はじめ、製造設備も大切に扱い、丁寧な焼酎づくりを
してまいります。
本年も、ご愛顧のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。