梅雨の晴れ間に


梅雨の晴れ間に、日光消毒!
手造り麹づくりで使うモロブタ(木の入れ物)をキレイに洗ったあとは、サンサンの太陽の光で日光消毒!
貯蔵洞窟「落羽松」の前が、実は、一番いい場所だったりします。
梅雨の晴れ間に、蔵のまわりは一気に明るくなります。そんな貴重な晴れた日を利用して、手造り麹づくりに使う木製のモロブタ(麹を広げて寝かせるための箱)を洗い、太陽の光でじっくりと日光消毒します。
祁答院蒸溜所の貯蔵洞窟「落羽松(らくうしょう)」の前は、風通しが良く、まさに自然の力を借りた最適な乾燥場所。木の香りと太陽のぬくもりが調和するこの風景は、蔵人たちにとっても心安らぐひとときです。
焼酎づくりはこうした日々の丁寧な手入れの積み重ねによって支えられています。木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵など、祁答院蒸溜所ならではの伝統製法をこれからも大切に守り続けてまいります。
自然とともに歩む祁答院蒸溜所の夏は、もうすぐそこまでやってきています。
