手造り麹・木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵で造る究極の芋焼酎

焼酎、仕込んでます②

今期の焼酎の仕込みも、いよいよ大詰め。
「梛の葉」になる、白麹の麦焼酎もつくっています。

手造り麦麹を造ったあとは、1枚1枚の室蓋(ムロブタ)の麦麹を、酵母・水と一緒に混ぜます。(1次仕込み)
リズミカルにたんたんと、220枚の室蓋の麦麹を入れていきます。

今期の焼酎仕込みも終盤にさしかかり、蔵の中は活気に満ちています。白麹で仕込む麦焼酎「梛の葉(なぎのは)」の一次仕込みが始まりました。

手造りで仕上げた麦麹は、木の室蓋(ムロブタ)に広げて丁寧に育てたもの。仕込みの日は、その220枚の室蓋から麦麹を木桶に入れ、酵母と水を加えて仕込みを進めます。

蔵人たちは息を合わせ、リズミカルに室蓋を運び、次々と投入していきます。長年の経験で培われた動きの一つひとつが、安定した発酵と焼酎の品質を支えています。

祁答院蒸溜所では、木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵といった昔ながらの製法を守りながら、素材の力を最大限に引き出す焼酎づくりを続けています。季節ごとに変化する気温や湿度と向き合いながら、今日も蔵人たちの真剣な手仕事が続いています。