手造り麹・木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵で造る究極の芋焼酎

11月1日は、「本格焼酎の日」です。その年の秋にとれたさつま芋で仕込んだできたての焼酎が、ちょうどこの頃に飲めるということから、本格焼酎の日が制定されました。


この日にちなみ、鹿児島市の天文館では、毎年「焼酎ストリート」というイベントが行われます。

焼酎ストリート

わたしどもは、毎回仕込みのシーズン中な為、蔵の者はイベント自体には行けないのですが、2025年は「野海棠いざなう」を提供させていただきました。飲まれた方は、いらっしゃったでしょうか。

野海棠いざなう

野海棠いざなう

ラベンダーなどの花の香りが印象的な、炭酸割りにぴったりの芋焼酎。

掘った紫芋を14日ほど寝かせ、糖度を高めてから仕込む貴腐芋焼酎です。麹にもこだわり「芋麹」を使用した、全量芋焼酎でもあります。

そして、11月1日、わたしたちの蔵の小さな売店にも、2025年の「できたて新焼酎」が並んでいます!

2025年製の新焼酎
新焼酎は毎年、秋に発売する、数量限定の季節品

2025年は、この秋にとれた、芋焼酎の王道といわれる黄金千貫(コガネセンガン)という品種を使いました。今シーズンで一番蒸留分を、貯蔵期間をおかないので、荒々しくフレッシュな風味が楽しめますよ♪

また、これから寒くなりますと貯蔵している焼酎には原料由来の油分が浮き上がってきます。これはうまみ成分ですが、酸化すると酒質の低下をまねきますので、冬期は「油取り」を行います。

新焼酎は、この「うまみ成分」がしっかり含まれている、今だけの旬な風味ですので、ぜひ一度味わってみてください。

ご注意

新焼酎は、白濁する場合があります。気温が下がると沈殿したり、凝固したりすることがありますが、これは、うまみ成分の高級脂肪酸エチル類です。常温や少し暖かい場所で、よく振って溶け込ませてお召し上がりください。

新焼酎「野海棠」

新焼酎「野海棠」

手造り麹、木桶仕込み、木樽蒸溜で、
  ほんのり木の香り、やさしいお味です。

新焼酎「手造り青潮」

新焼酎「手造り青潮」

手造り麹、かめ壺仕込み、ステンレス蒸留で
昔ながらの芋焼酎で、味わいしっかりなタイプです。

新焼酎「日は昇る」

新焼酎「日は昇る」

手造り麹、木桶仕込み、ステンレス蒸留で、風味豊かです。

こだわりの新焼酎、ぜひお楽しみいただければと思います。

また、蔵は焼酎づくりの真っ最中で、原料となるさつまいも、お米を蒸す香りや、もろみの発酵の完熟果実のような良い香りもしています。蔵人も慌ただしく駆け回り、活気がありますよ。お近くにお越しの際は、ぜひ蔵見学にお越しください。


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