手造り麹・木桶仕込み・木樽蒸留・洞窟貯蔵で造る究極の芋焼酎

鹿児島の祁答院蒸溜所より東園です。

焼酎造りは製造を手助けしてくれる道具だけでなく、品質を確認するための道具などさまざまな物を使用します。

今回は、その一つである「モロミ液採取器」をご紹介します。

焼酎造りでは、発酵中のモロミの状態を確認する「モロミ管理」という大切な仕事があります。

モロミの中の発酵状態やアルコール状態、雑菌による汚染がないかなどを確認するため、モロミ液を採取して検査を行います。

その際に使用する道具が「モロミ液採取器」です。

蔵人が、甕壺の中にろ過ペットを入れて使用している様子。
甕壺の横に4つに分解されたろ過ペットに使用する材料。ステンレス棒、ろ過用の布、白パイプ、ボトルが順に並んでいる。

採取器は、ステンレスの棒にろ過用の布を付けた白いパイプを装着し、一番下にろ過されたモロミ液が入るボトルを付けたらモロミ液採取器の完成です。

モロミ液を採取する前に、櫂入れ(モロミを混ぜる作業)を行ってからモロミの中に採取器を投入します。原材料(米・麦)や一次モロミ、二次モロミによってモロミ液が溜まる時間が異なり15分~30分ほどで溜まります。

モロミの中に直接投入する道具だからこそ、使用後は丁寧に洗浄、消毒を行いしっかりと乾燥させてから次回使用します。

とてもシンプルな道具ですが、焼酎の品質を守るためには欠かせない大切な道具です。こうしたひとつひとつの工程を積み重ねながら、焼酎造りに励んでいます。

蔵見学の際は、場内の雰囲気だけでなく焼酎造りを支えるさまざまな道具にも注目してみてください。



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