鹿児島の里山の焼酎蔵で造られる、芋焼酎「手造り青潮」について
こんにちは。鹿児島の北薩、いむた池近くにあります祁答院蒸溜所の蔵人、油田です。
わたしたちの代表銘柄のひとつである芋焼酎「手造り青潮(あおしお)」。海を連想させるこの芋焼酎のルーツは、薩摩川内市の西にある離島、甑島(こしきしま)にあります。

甑島は主に上甑島・中甑島・下甑島の三つの島からなる列島です。芋焼酎「青潮」は、もともと下甑島の青瀬地区で造られていました。

「青潮」の名前は島に打ち寄せる青い潮に由来しています。また、黒潮の分流で日本海側を流れる、「対馬海流」の別名でもあり、甑島の暖かい気候や豊かな漁場に影響を与えています。
下甑島には焼酎以外にも青潮岳と呼ばれる山や、青瀬地区にある青潮神社などの名前が残っています。
甑島の芋焼酎「青潮」は原料確保の難しさなどの理由から製造を続けることが難しくなり、2007年に同じ薩摩川内市にある、祁答院町藺牟田の里山に移り、「手造り青潮」として製造を続けることになりました。

「手造り青潮」
祁答院蒸溜所で造る芋焼酎「手造り青潮」は麹室での手造り麹、かめ壺仕込みのという伝統的な製法により生まれるもので、芋焼酎らしい深い香りと、旨味やコクが感じられる、力強い風味の芋焼酎です。おすすめの飲み方はお湯割り、焼酎の香りやコクがより際立ちます。
焼酎通な方に、特におすすめの芋焼酎です。

「古酒 手造り青潮」
芋焼酎「古酒 手造り青潮」は、先の青潮を3年以上熟成させたものになります。
熟成させることで生まれる落ち着きのある豊かな香り、まろやかで奥深い味わいなど通常の「手造り青潮」との違いを楽しんでみてください。

「まぼろしの青潮」36度原酒
「まぼろしの青潮」は手造り青潮を蒸留してから、水を加えていない原酒タイプの芋焼酎です。
アルコール度数は36度あり、青潮の香りや旨味が濃縮されています。焼酎原酒ならではの「濃さ」が楽しめるので、ストレートやロックがおススメの飲み方です。
ふるさと甑島の海から、里山の祁答院にやってきた、芋焼酎「手造り青潮」。
機会がございましたら、ぜひ味わっていただけますと、幸いです。
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