手をかけ、守り続ける木樽蒸留機~鹿児島の焼酎蔵・祁答院蒸溜所の蔵人ブログ~
こんにちは。鹿児島の焼酎蔵・祁答院蒸溜所、蔵人の南之園です。
今回は、蒸留機についてご紹介したいと思います。祁答院蒸溜所には2つの蒸留機があります。
ひとつはステンレス製の蒸留機、もうひとつは木製の木樽蒸留機があります。

製造場内には、この2つの木樽蒸留機とステンレス蒸留機が並んでいます。近くで見ると大きくて迫力があります。
代表銘柄である「野海棠」は木樽蒸留機で蒸留しています。木樽蒸留機で蒸留すると焼酎がよりやわらかくなり、ほんのりと木の香りを感じられる味わいの焼酎になります。
木樽蒸留機は、南九州の焼酎造りで古くから使われていた蒸留機ですが、近年ではステンレス製の蒸留機の普及により、大変珍しい蒸留機となっています。
現在、木樽蒸留機を手掛ける職人さんは日本にただ一人。一つの木樽蒸留機を完成させるには約2か月半かかるようです。
そのような希少な木樽蒸留機を長く使えるように、日々のメンテナンスは欠かせません。

オフシーズン中に、防腐・防水・抗菌のために、木樽蒸留機に柿渋を塗ったり、週に3回ほど木樽の中に水を張り、蒸気を吹き込みます。この作業をすることにより、木樽の中の乾燥を防ぎ木樽の劣化を防ぎます。
現在、蔵で使用している木樽蒸留機は3代目です。希少な木樽蒸留機を大切にこれからも使っていきたいと思います。
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