夏におススメ!~家庭用冷凍庫でキンキンに冷やして楽しむ飲み方「パーシャルショット」

こんにちは! 「明るい農村」や「野海棠」など、個性的な焼酎を日本全国のお酒屋さんへお届けしている薩摩酒類販売です。

前回のブログ記事で、「夏にオススメな芋焼酎の飲み方3選」をお伝えしました。
その中から、“冷凍庫でキンキンに冷やして暑気払いに楽しむ「トロっと一滴」”について、自分たちでも試して、深堀りしてみました(^^)/

夏の暑気払いにピッタリな芋焼酎の飲み方です。 ぜひ、お試しください♪

高濃度のお酒をキンキンに冷やす飲み方「パーシャルショット」

前回のブログ記事では、「トロっと一滴」と見た目のままに表現しましたが、アルコール度数が高いお酒を凍らせて楽しむ飲み方を「パーシャルショット」と言います。

パーシャルショットは、家庭用冷蔵庫の冷凍室でもできるため、かんたんに楽しめる飲み方です。(※冷凍性能が高い業務用冷凍庫などですと、完全に凍ってしまう場合があるため、家庭用冷蔵庫の冷凍室などでお試しください。)

これは、お水に比べるとお酒の凝固点(液体が固体になる温度)が低いために起きる現象です。理科の授業でも習う通り、水は0度で凍るのに対し、お酒に含まれる純アルコールの凝固点は約-114度と言われています。

お酒は、お水とアルコールが混ざったものですので、アルコール度数が高ければ、それだけ凝固点が低くなるということになります。
家庭用冷蔵庫の冷凍室の一般的な温度は、-20度~-18度。
40度のお酒の凝固点は、約-31度と言われています。

つまり、家庭用の冷凍庫では、高いアルコール度数のお酒は凍らないということになります。

アルコール度数44度の芋焼酎で、パーシャルショットを試してみる

今回、霧島町蒸留所がつくる焼酎の中でも、アルコール度数が44度と、特に高濃度な芋焼酎「赤芋ハツダレ明るい農村」で、パーシャルショットを試してみました。

赤芋ハツダレ明るい農村とは

赤芋ハツダレ明るい農村は、フルーティーな香りと甘みが人気の「赤芋仕込み明るい農村」の初垂部分を集めた高濃度芋焼酎です。
少量をお猪口に入れて、ストレートで楽しむという飲み方もオススメの銘柄となっています。
通常の赤芋仕込み明るい農村と比べると、飲んだ時の刺激が強い印象ですが、その旨味は、濃厚の一言!

そんなハツダレの飲み方の中で、夏の暑い時期に最もオススメな飲み方が、パーシャルショットです。

赤芋ハツダレ明るい農村でパーシャルショットを試してみる

実際に「赤芋ハツダレ明るい農村」を、家の冷凍庫で冷やしてみた結果、瓶に霜がつくまで冷えていますが、中身は全く凍っていません!
瓶を軽く振って中の液体の流れを見てみると、少しトロっとしている感じがします。

さて、そのお味ですが、キンキンに冷えているせいか、アルコール度数が44度もあるのに、とても飲みやすい!(*´▽`*)

もともと「赤芋仕込み明るい農村」自体が、フルーティーな甘みと香りで飲みやすいこともありますが、限界まで冷やされたことで、高濃度アルコールということを忘れてしまうほど、すんなりと飲めてしまいました。

ただし、一杯飲んでしまうと、すぐに酔っぱらってしまって危険ですので、ちびちびと楽しむ飲み方をオススメします。正直、お猪口に半分ぐらいの量で、私は満足してしまいました(;^_^A

パーシャルショットを試してみて

今回、赤芋ハツダレ明るい農村でパーシャルショットを試してみて、とても夏にピッタリな飲み方と感じました。

私たちが取り扱っている他の高濃度焼酎、「黄金ハツダレ明るい農村」「初取り野海棠」ではどんな味わいになるのか、この夏の間に試してみたいと思っています。

また、今回のパーシャルショットのように、あまり知られていない個性的な焼酎の飲み方も探してみたいなと思います。
もし、面白い飲み方をご存じでしたら、ぜひ、試してみたいと思いますので、薩摩酒類販売のFacebook記事へのコメントなどで教えていただけましたら、うれしいです♪

それでは、程好く飲んで、楽しい焼酎ライフを!

◆今回ご紹介した「赤芋ハツダレ明るい農村」の詳細はこちらから