長野滝

鹿児島県薩摩川内市入来町浦之名にある「長野滝（ながののたき）」は、2018年放送の大河ドラマ『西郷どん』でもロケ地として登場し、ファンの間では聖地としても知られています。

滝は高さ約13メートルと小さめながらも、ゴツゴツとした岩肌がドーム型を形成し、その内側に広がる洞穴から「裏見の滝」とも呼ばれる神秘的な景観が魅力です。滝の裏側から水が流れ落ちる様子を間近に眺めることができ、訪れる人に癒しと静寂を与えてくれます。

周囲は苔むした岩や清らかな水に囲まれ、自然そのものの美しさを感じられるスポット。滝壺近くまで歩いて行けるため、夏場には涼を求めて訪れる人も多いです。大きな滝ではありませんが、洞穴の奥行きや岩の迫力、流れ落ちる水音が織り成す景色は、思わず見入ってしまう神秘性があります。

住所	鹿児島県薩摩川内市入来町浦之名　　　＜蔵から車で２０分＞
TEL	なし（地域の方が管理しているようです）
駐車場	なし
楽しみ方	散歩がてら、鑑賞。写真をとる。自然を感じる。

鹿児島県観光サイト　https://www.kagoshima-kankou.com/guide/53505

鹿児島市内から行くと、国道3号から小山田にある国道328号を北上します。
山之口簡易郵便局のところを右折し、県道395号を3kmほど道なりに走ると、案内板がでてきますので、十字路の交差点を右折します。左手に長野滝の案内がありますので、この付近に邪魔にならないよう、車をとめます。下りの、竹林の狭い道を歩いて５分ほどくだり、西郷どんの看板が出てきたら、右手の林をさらに進むと、滝があります。

滝への道は一部狭く、車で訪れる際は運転に注意が必要です。駐車スペースが限られているため、混雑時は少し手前に駐車して歩くことをおすすめします。

長野滝は、鹿児島の自然と歴史が融合した癒しのスポット。西郷どんファンはもちろん、静かな自然の中で心をリセットしたい方にもおすすめです。入来町観光の際には、ぜひ足を運んでみてください。