寒い日の油取り

寒い日の油取り

祁答院では寒い日が続いています。
寒くなると、貯蔵している原酒に油(旨み成分)が浮きやすくなります。
焼酎に溶け込んでいる旨み成分は、おいしさの元なのですが、冷えて固まった油が空気に触れると
酸化してしまいます。
そのため、美味しい焼酎になるよう、蔵人の手で、浮いてきた油を丁寧にすくい取ります。